四低男子で妥協するとか言ってるから結婚できない
婚活女性が結婚相手に求める条件。
20年前は「三高男子」が人気。
10年前はさすがに三高男子は理想が高いから「三平男子」ならOKという女性も増えましたね。
ここ最近は「四低男子」なんて言葉が生まれました。
さすがにここまで妥協すれば結婚できるだろうと考えているかもしれませんが、そんなことはありません。
「条件指定の思考」から抜け出さないと、どんなに妥協しても婚活は苦戦し続けます。
三高男子(20年前)
- 高年収
- 高身長
- 高学歴
三平男子(10年前)
- 平均的な年収
- 平均的な見た目
- 平穏なな性格
四低男子(現在)
- 低姿勢
- 低依存
- 低リスク
- 低燃費
条件指定の思考の解説をする前に、四低男子についてどんな男性なのか簡単に説明しておきます(私も初めて聞いた時には四低男子って何?って思いましたし)
四低男子とは
四低男子とはこの4つの条件を満たした男性のことを言います。
- 低姿勢
- 低依存
- 低リスク
- 低燃費
低姿勢くらいはなんとなく意味がわかると思いますが、その他の3つはちょっと意味がわかりにくいですよね。
低姿勢…妻に優しい
低姿勢男性は妻に対して偉そうだったり、威圧的な態度を取らない男性です。
優しくて腰が低くて扱いやすい、自分の言うことを聞いてくれる男性です。
安月給なのに偉そうだったり、すぐにカッとなる男性と結婚したらストレスが溜まりますもんね。
低依存…家事や子育てをしてくれる
低依存男性は子育てや家事を妻一人に押し付けず、しっかりと分担してくれる男性です。
子育ては少ないかもしれませんが、家事に関しては妻に依存してまったくしない男性もまだまだ多いです。
共働きが当たり前の時代ですし、家事も分担するのが今の主流になっていますよね。
低リスク…安定した職業、安定した収入
低リスク男性は安定した収入を稼ぎ続けられる男性のことです。
安定した職業の代表と言えば公務員ですが、婚活では大人気すぎて競争率が高いので少し視野を広げる必要があります。
ただ、今の時代、大手企業でもリストラ、役員定年、早期退職なんてあります。
万が一倒産しても転職可能、年収が下がりにくい職種、今後市場規模が伸びる業界が低リスクに当たると考えています。
男性看護師、ケアマネジャーなど介護関係であれば、転職は容易ですし、市場が衰えることはありません。
ITエンジニアなども需要が伸び続けているので、スキルがあればかなり低リスクな職業です。
逆に、
- 印刷業界…ネットの発達で新聞、広告などの減少傾向
- 教育業界…少子化で生徒が集められない
- テレビ業界…youtubeの発展、テレビの衰退
こういった業界はリスクは高めかなっと個人的には思っています。
低燃費…お金を使わない
低燃費男性はお金のかからない男性ってことです。
- タバコを吸わない
- お酒を飲まない
- ギャンブルをしない
この3つに当てはまる男性は無駄にお金がかかるので、以前から嫌われていました。
さらに現在は、
- 節約好き
- 趣味にお金がかからない
- 物欲がない
節約好きで浪費はしない、無駄なお金を使わない人が女性からは人気になっています。
無駄遣いしないどころか副業して自分のお小遣いを稼ぐ人も増えましたしね。
四低男子ってすごく「女性にとって都合のいい結婚相手」
四低男子って要約すると「妻に対して腰が低くて、家事をして子供の面倒を見てくれる、仕事をを失うことなく、お金のかからない男性」…こんな感じです。
- 良い言い方をすれば「すごく素敵な旦那」
- 悪い言い方をすれば「すごく都合のいい旦那」
時代が変わってきましたので、こういった四低男子が求められるのも納得です。
条件指定の思考って
さてやっと本題に入りますが、条件指定の思考についてです。
- 年収600万円以上
- 身長175cm以上
- 大学卒
こういった男性の条件を「複数」決めて結婚相手を探す考え方です。
この条件指定の思考から抜け出さないと、四低男子まで妥協しても結婚相手はなかなか見つかりません。
完璧な四低男子ってそんなに多くない
三高と違って求める条件が低いので四低を満たす男性はたくさんいそうな気がしますよね。
もしも1つの条件に50%の男性が当てはまるとした場合、100人の男性は、
- 腰の低い、優しい…50人
- 家事、子育て分担してくれる…50人
- 安定した職業…50人
- お金がかからない…50人
こんな感じですよね。
4つの条件が全て当てはまる男性となると、
100人×@50%×A50%×B50%×C50%=約6人
男性100人中、6人しかいません。
6人もいれば十分と思う人もいるかもしれませんが、思ったよりも少ないと感じたのではないでしょうか?
仮に条件を一つ妥協し、三低男性にすると…13人です。
10人に1人以上いるのなら、なんとかなりそうな気がしますよね。
このように複数条件を重ねていくと、どんどん結婚対象の男性が減っていく(減りすぎていくのです)
しかも条件で絞りこんでいくと、条件のいい男性も一緒に除外されていくのです。
こんなハイスペック男性は四低にさえ当てはまらない
- イケメン
- 高年収
- 高身長
- タバコ、酒好き
- 商社マンで年収600万円
- 優しい
- 妻は専業主婦希望で家事はするつもりがない
- 金遣いは人並み
- 会社経営で年収2000万円
- 金遣いは荒いが、収入が多い
- 妻への態度はやや横柄だが許せる範囲
- 子供と家事は大好き
四低男子の条件で検索してもこの3人の男性は除外されます。
四低は満たしてなくても、他の条件がそれを十分補ってくれているので「四低男性よりもこの男性と結婚したい」と思う人が多いと思います。
指定条件の思考が強すぎると、こういった素敵な男性を見逃してしまうことがあります。
四低男子に当てはまってたら…本当に結婚できますか?
四低男性って男性として魅力的なので、四低+見た目や年収などそこそこのスペックが高い人は婚活にはあまりでてきません。
婚活市場に出てきている四低男子は「見た目がかなり」「いい人だけどめっちゃデブ」「若ハゲ」みたいな四低+低スペックみたいな人が大半です。
あなたは四低男子にぴったりと当てはまっていたら、本当に結婚できますか?
- 年収が250万円しかなく、同居希望
- めっちゃブサイクなデブ人
- 清潔感がない、服がヨレヨレ人
- 自分より背が低くてハゲている人
四低に当てはまっているこんな男性にアプローチされたら本当に断らずにデートに行きますか?
多分ほとんどの女性が「さすがにもう少し選びたい」と感じると思います。
- イケメンじゃなくてもいいから、せめて人並みがいい
- 年収も高くなくていいから、最低限は欲しい
こんなことを考えてしまい結局「四低男子+三平男子」の条件を兼ね備えた男性を探してしまうのです。
複数の条件を指定すればするほど結婚できなくなる。
…ということは四低男子に「それなりの見た目」、「それなりの収入」の条件を増やすと結果的に三平男子をよりも高い条件になってしまうのです。
妥協して不人気男性からまともな男性を探すつもりが、気づかないうちにほとんどいなくて競争が激しい人気男性を選んでいってしまうのです。
周りの意見や条件に流されない。フィーリング、直感で選んだほうがいい
- 条件
- 妥協
- スペック
普段からこの3つ言葉を使う人は、かなり周りの意見に流されている感じです。
多分婚活をしても迷走して上手くいっていないと思います。
解決策は簡単であまり深く考えすぎず、男性へのフィーリングや直感を大切にしたほうが婚活が上手くいくはずです。
恋愛の基本は、相手に恋することです。
「妥協するべき?」「高スペック」「最低条件条件」色んな情報が入りすぎて、恋愛の基本を忘れてしまっているのかもしれません。
婚活と賃貸マンションと似ていて、
- 良さそうなマンションだと思って引っ越したけど、騒音がひどくて辛い
- 会社から近いから適当にマンションだったけど、めっちゃ快適
カタログを見ているだけでは本当にいいのかわかりません。
実際に住んでみないと本当に優良物件なのかわかりません。
それによっぽどひどい物件じゃない限り、慣れていくものです(住めば都って言いますしね)
婚活もそれと一緒で、とりあえず条件ばかりで考えすぎず、実際に会ってデートしてプロフィールだけじゃわからなかった男性のいい部分と悪い部分をみてからじっくりと悩みましょう。
悩むだけじゃ結婚はできません、まずは行動ってことですね!