婚前契約書(プレナップ)とは?作った方がいいの?
最近テレビなどでよく特集される「婚前契約書」「プレナップ」って知らない人も多いのではないでしょうか?
婚前契約書(プレナップ)は夫婦間の約束事をあらかじめ結婚前に決め書面にしておき、結婚生活を円満にするためのものです。
- 家事、育児の分担
- 両親の介護
- 生活費やお金の使い方
- 浮気など離婚する条件
こういった共同生活をする上で大切なこと結婚する前にしっかりと決め、書面(プレナップ)にしておきます。
結婚前にきちんと取り決めをしておけば、結婚後にお互いの価値観の違いで、トラブルやケンカになってしまうことを避けることができます。
海外セレブは自分の財産を守るため、お金のトラブルを防ぐためにプレナップをつくる人も多いのです。
- 飲み会に参加する回数
- 記念日の過ごし方
- 子供ができたらタバコを止める
- 5000円以上の買い物はお互いに相談する
- 地域行事には一緒に参加する
こういったもっと細かいユニークな取り決めまでしている人も中にはいます。
ただ、この婚前契約は賛否両論でSNS上でもかなり意見が分かれています。
婚前契約、プレナップに賛成派の意見
- 面白そう、やってみたい
- 価値観が共有できて離婚率が減りそう
- お互いの譲れない部分がみえるので良い
- 海外ではやっている人が多そう
- 私も結婚前に交わしておけば良かった
賛成派の意見はこんな感じのものが多かったです。
調べていて一番多かったのが、「結婚前にお互いの譲れない部分がわかるし、価値観が共有できる」という意見ですね。
例えば「子供は作りたくない」「子供は絶対に欲しい」など、お互い絶対に譲れない部分があった場合、結婚しないって手も取れますしね。
子供に関してはやや極端な例えですが、もっと小さなことでも「自分にとっては絶対に譲れないこと」ってたくさんありますしね。
思い込みによるトラブルも減る
お互い独身一人暮らし同士のカップルが結婚後に家事の分担について揉めることがよくありますよね。
- 夫の言い分…家事は妻にやってほしい。俺の収入は多いし、専業主婦でもOK
- 妻の言い分…共働きなので分担して当然。少しは協力してほしい。
妻としては、
- 共働きして家族旅行に行ったりマイホームを建てて、豊かな生活をしたい
- 仕事は楽しいし、続けていきたい
- 一人暮らししていたんだから家事ができない訳でもない
- 夫と同じ時間働いているので、家事も半分やってほしい
こんな気持ちで夫に家事を手伝ってほしいと伝えます。
一方夫は、
- 出世して給料が上がったがその分激務で、仕事の後に家事をする元気がない
- 給料も平均以上だしちょっと節約すれば、共働きしなくても十分生活は成り立つ
- 共働きで家事が辛いのなら、専業主婦になって自分を支えてほしい
お互いに正しいことを言ってますが、お金と仕事に対する価値観が違うと結婚後に不満を抱えてしまうこともあります。
婚前契約書を作り、取り決めをしておくと、こういった価値観の違いによるトラブルを防ぐこともできますしね。
結婚前に交わしておけば良かったという既婚者も
意外と多かったのが、既婚者の「私も婚前契約しておけば良かった、しっかりと話し合っておけばよかった」という意見です。
結婚してから価値観や意見が合わずに、モヤモヤしている人も多そうですね。
婚前契約、プレナップは反対派の意見
- やりたくても結婚前のお互い信じあっている時期にそんなことを言えない
- 結婚までの条件が増えて、婚活が大変そう
- 打算的すぎる
- 問題があるカップルには必要かも、穏やかで優しい人ほど必要なさそう
- わざわざ書面にする必要はない
- 何か問題が起これば、その都度話し合えば良い
- 縛られる感じがして嫌
結婚は信じあうことが大切、打算的すぎる、縛られている感じがして嫌という意見が多かったです。
お互いを信じあっているからこそ結婚するので、その信頼に水を差す、相手を疑うような「婚前契約」に疑問を持っている人も少なくありません。
価値観の違いがあるなんて当たり前、その都度解決すればいい
まったく違う生活を送ってきた二人が結婚して共同生活をするのだから、意見の相違なんて起こって当たり前。
その都度解決していけばいいだけで、結婚もしたことのない男女が婚前契約なんてしても、余計なもめ事が増えるだけという考え方の人もいました。
子供ができたり歳を取っていけば、価値観や考え方も変化していくので、その都度話し合うしかない。
縛られている感じが嫌、そんなことを言う相手と結婚したくない
縛られている感じがして嫌という意見もかなり多かったです。
結婚前に行政書士や弁護士をはさんで婚前契約書、プレナップを作るって、自分のことを信じていないレベルを超えて、悪意を感じるという男性もいました(財産狙いなど)
婚前契約書を作ろうなんて言われたら、その相手との結婚を考え直す…そういう人も中にはいます。
賛成派の方がやや多かったです
ツイートなどを数え、賛成派と反対派の比率をざっくりと計算してみましたが、賛成派のほうがやや多めですね。
内容的には賛成派は「合理的な意見」、反対派は「感情論、性善説」が多い印象でした。
賛成派が多めだったのは、ちょうど今朝のワイドショーでSILVAさんの婚前契約書が特集されていたからでしょうね。
世間がイメージしていたほど堅苦しいものではなく「お互いの約束事をあらかじめ決めておく」といった感じでした。
Twitterを見ていると、バツイチを経験したSILVAさんの結婚への考え方を聞いて、「婚前契約って意外といいかもって」感じた人がかなり多そうでした。
法的効力については…微妙何とも言えない
婚前契約の法的効力についてなんですが、かなりややこしいです。
- 法律のルールを守ってないと無効
- 一般的にみて異常なルールは無効
この記事を書くにあたり、かなり調べてみたのですが、いろんなケースがありすぎて正直よくわかりませんでした。
もし離婚するときに裁判で勝つための「完璧な婚前契約書」をしりたいのなら、弁護士や行政書士に相談するしかないですね。
ただ、個人的には法律的な意味での完璧な婚前契約書って必要ないと思います。
もしも浮気や不倫をされて離婚したいと思ったら、その時に法律にのっとった方法で戦えばいいだけですしね。
婚前契約やプレナップは、あくまでお互いの考えや価値観をすり合わせるものだと個人的には考えています。
婚前契約、プレナップは一方的な意見を主張するものではない
- 私のわがままは必ず聞くこと
- 私は絶対に働かない、収入が下がったらバイトすること
- あなたの浮気は許さない、でも私の浮気は多めにみること
- 私の両親の面倒はみるけど、あなたの両親はみない
相手との契約ですので、自分に都合が良くなるに取り決めをしたいかもしれません。
ですが婚前契約は自分の意見を一方的に主張するものではありません。
結婚相手にマウントを取ったり、攻撃したりするものでもありません。
お互いの価値観や主張を話し合い、妥協点を探り、結婚後にもめないようにするための物です。
お互い譲れない部分があるかもしれませんが、そこはじっくり話し合い妥協点を探していきましょう。
婚前契約、プレナップのデメリットはルールに縛られすぎること
結婚前に綿密に話し合ってプレナップを作り、共同生活を始めると思ったよりもこのルールを守るのがしんどいと感じることがあります。
こんな感じのルールを結婚前に決めて、
- 床掃除は掃除は毎日する
- 総菜はNG、毎日晩御飯はちゃんと作る
- 毎朝キスをする
- 一年に一回海外旅行にいく
- 相手の仕事に干渉しない
いざ結婚して共同生活をしていると、
- 床掃除しても全然汚れていない…
- 疲れているときくらい総菜で許してほしい
- 最初は良かったけど、だんだんめんどくさくなってきた
- 子供ができてから毎年海外にいくと貯金ができない
- 最近帰るのが遅いことが増えた…浮気してないか不安
思っていたよりルールを守るのがしんどくなってしまい、それが原因でストレスが溜まってしまうことがあります。
そのルールが自分の意見であればほとんどないでしょうが、相手の主張した意見ではよくあります。
自分としては「この位許してほしい」と言っても、相手は「ルール決めたでしょ?ほらここに書いてあるじゃない」なんてことになってしまいます。
「そっか、じゃあルールを見直そうか!」と言ってくれる結婚相手なら全く問題ないのですが。絶対に譲らない人もいますので、あまり綿密にルールを決めすぎるのも考えものです。
- 結婚
- 妊娠
- 出産
- 子育て
ライフステージが変わる考え方や価値観が変わることも多いので、最初は1か月に1回くらいは内容を見直してもいいかもしれませんね。
お互いに不満がなくなり、見直す内容がなくなったら、更新は1年に1回くらいにするといいですね。
婚前契約書をつくらないのもありだけど、それと同等の話し合いをすることは重要
私はよほどの資産家でもない限り、婚前契約書をつくる必要はないかなと思っています。
海外セレブのように自分の資産を守るためにプレナップを作るのはアリです(訴訟大国ですしね)
日本人ってアメリカと違い何かあったらすぐに裁判!って人はあまりいないですしね。
日本に住んでいる一般人がそこまでする必要性は感じません。
書類を作る必要はないですが、結婚前にそれと同等の話し合いをすることは絶対に必要です。
その時にノートに手書きで「夫婦のお約束12個」みたいな感じで書いておけば十分かなって私は思っています(法律的なお話じゃなくて、お互いが歩み寄って生活するって意味で)
私は賛成派でも反対派でもなく、「相手に合わせる派」です
私は賛成派でも反対派でも、どちらでもありません。
相手が婚前契約書を作りたいといえばOKと言いますし、書面になんてしたくないと言えば作らないですし…きっと相手の意見に合わせますね。(もちろん結婚後の生活や価値観についての話し合いはします)
SNS場では私のように「どっちでもいい」「相手に合わせる」という人がいないのが不思議でした。
現実だと私みたいな「〇〇さんの好きな方でいいよ〜」って人がほとんどじゃないでしょうか?