2017年…戦後最低の結婚者数を記録したようです
正月休みにやることがなく、ネットサーフィンをしていると、
「昨年の結婚者数は5年間下がり続け、戦後最低の記録しました」
こんなニュースが…既婚者にすればなんてことないニュースかもしれませんが、婚活中の私からしてみれば
- 戦後最大の不景気
- 年金がもらえないことが決定
- オリンピック中止
この位のインパクトがありました。
ですので今回は、なんで戦後最低の結婚者数を記録してしまったのか、現役婚活中の独身男性目線で考察してみました。
少子高齢化だから結婚できない?
一般的には「少子高齢化で若者の数が減っているから」ということを言われています。
少子高齢化はたしかにその通りですし、結婚者数が減る理由の一つではあります。
ですが、最近の結婚数の低下はそれだけが理由ではないと私は考えます。
この辺りを政治家の人や厚生労働省が理解しないと今後も最低の結婚数を更新し続けることになると思います。
ネットの普及が原因で結婚できない?
ネットの普及が結婚数の低下の原因の一つだと私は考えます。
一人でも全然暇しなくなった、寂しくなくなった
ネットが普及し始めたのは私が20歳くらいの頃。
それまでは家にいるときは本当に暇でした。
- テレビを見る
- 漫画、雑誌を読む
- テレビゲームをする
このくらいしかやることがなく、暇すぎるので友達と遊びに出かけたりしました。
ですが今はスマホやパソコンがあれば、家にいても全然退屈はしません(ネットゲームなんかをすればいくら時間があっても足りませんしね)
友達を誘って出かける回数が減り、友達に誘われる回数が減る=出会いの数が減るのです。
SNSなどでネット上の知り合いを作れば一人でも全然寂しくないですからね(みんな優しいし)
情報や選択肢が増えすぎて、結婚に迷うようになった
ネットが普及する前であれば、
- 学生時代からの付き合い
- 友達、知人からの紹介
- 会社での出会い
結婚相手ってほとんどがこの3つのどれかでした。
ですので、結婚相手の選択肢も少なく、「この人でホントにいいのかな…」と結婚相手に迷いを感じることが今ほど多くなかったのではないでしょうか?
ですが今はネットで婚活が出来る時代…全国の独身女性が結婚対象になる時代。
というのはさすがに言いすぎですが、ネットが普及する前に比べて数倍〜数十倍の選択肢が増えました。
選択肢が増える=条件の良い人同士が結婚して、余りものが増える
とも考えられますよね。
あとは、結婚、婚活に関する偏った情報が簡単に見れるようになったことですね。
- 年収600万以上ない男を結婚すると生活できない
- 女性は30歳を超えたら売れ残り、35歳過ぎたら子供を作るのが難しい
こんな偏った書き込みを真に受けて、「今付き合っている相手は条件が悪いんだな…」「こんな自分はやっぱり結婚できないんだな…」と思う人が増えてしまったのかもしれません。
年収の低下
年収の低下も結婚数が減った大きな原因の一つです。
年功序列で真面目に勤めていれば、嫁さん子供を育てられる…そんな時代は終わってしまったのです。
- サービス残業
- 昇給しない
- ボーナスカット
こんな収入で嫁を養っていくことはできない…そう考え結婚にしり込みしてしまう男性はかなりいます。
ブラック企業問題も結婚数の低下の一つの要因なのでしょうね。
女性の社会進出したから結婚数が低下
女性の社会進出がどんどん進んでいます。
全体を見ると男性と平等とはまだまだ言い切れませんが、昔に比べるとかなり平等に近づいてきました。
そこいらの男性よりも年収が高いバリキャリ女性もたくさんいます。
仕事において男女平等になるのはもちろんいいことなのですが、結婚数においてはそれほど良いことではないのです。
女性が一人で生きやすくなった=結婚しなくても良くなった
結婚して当たり前という風潮が薄れつつある
大人になったら結婚して当たり前という風潮が近年薄れつつあります。
- 結婚しない生き方
- あえて独身でいることを選ぶ
- 結婚はコスパが悪い
- 自分の人生を大切にしたい
こういった風に自分が独身でいることを正当化するようなブログも増えてきましたね(別に独身が悪いとは言っていません)
一時期話題になった独身税…導入してもいいんじゃないかと私は思っています。
晩婚化⇒結婚したくてもできない
「今は晩婚の時代だし、結婚なんてまだまだ考えなくていいよ」
そんなことを言っている内に30代後半、40代になって結婚してくてもできないなんて人もたくさんいます。